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【撮影現場】日本の神戸で撮影中のドラマ『ガラスの華』
韓日両国で同時放送されるドラマがある。今月4日から、日本の神戸でロケを始めたSBSドラマ『ガラスの華』。韓流ブームに沸く日本で行われている『ガラスの華』の撮影現場からリポートを送る。
『ガラスの華』海外ロケ5日目の8日夜、神戸メリケンパークオリエンタルホテル。
神戸港のすぐ側に建てられたこのホテルは、夜となれば美しい夜景が一望でき、今回の撮影のメイン舞台であると同時にスタッフや関係者の宿泊地でもある。
この日に撮影したシーンは、雑誌社のフォトグラファーを務めるジス(キム・ハヌル)が日本に帰化した財閥の御曹司ユウイチ(イ・ドンゴン)と遊覧船の上で言い合うという場面。ホテルの前に停泊しているコンチェルト号で午前0時まで撮影は続いた。
ふと周りを見渡すとすっかりひと気がなくなっていた。午前0時を過ぎると遊覧船の明かりを消さなければならない制作環境もあまり好ましい条件ではなかった。
しかし、撮影スタッフはその程度のことはまったく気にならない様子だった。
主人公を演じるイ・ドンゴンが関西国際空港に到着した7日、空港にはまさに大パニックとなった。日本入りのスケジュールが公開されていなかったにもかかわらず、イ・ドンゴンは空港でまったく予想外の大歓迎を受けたのだ。
8日にキム・ソンスが日本に到着した際にも数十人の女性ファンが空港に出迎え、日本入りを歓迎した。
ヒロインを演じるキム・ハヌルはすでに「ピンクスカイ」というファンクラブも誕生している。今月末からはキム・ハヌルの写真や動画がドラマの放映に先立って携帯サイトを通じてサービスが提供される予定だという。
さらにはホテル3階のレストラン「サンタモニカの風」では、「韓国フェア」が開催されている。ドラマ『ガラスの花』の撮影が行われる一か月間、若鶏のプルコギや韓国風豆腐ステーキ、チヂミなど、韓国家庭料理が提供される。
こうした関心を一身に集め、『ガラスの華』は韓日での同時放送を決定した。