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高洙主演の映画『SOME』が口コミで人気急上昇中
高洙(コ・ス)、ソン・ジヒョ主演の映画『SOME』(チャン・ユニョン監督、シーアンドフィルム)が序盤の不調を乗り越えて底力を発揮している。
『SOME』は『接続』や『Tell Me Something』(日本タイトル『カル』)を手がけたチャン・ユニョン監督が5年ぶりにメガホンを取った映画。
これまでの韓国映画にはなかった超スペクタクルなカーアクションやデジャブなど、独特なストーリー構造で話題を集めたが、先月22日の公開から週末の3日間に全国で15万人の観客動員にとどまる予想外の出だしとなった。
しかし、『SOME』は観客らの口コミによって徐々に観客動員を増やしつつある。
こうした中、『SOME』はインターネットポータルサイトや映画関連サイトで高い観客評価を得ており、制作会社側を喜ばせている。
ポータルサイト「ネイバー」では28日現在、8.23点の得点をマークして満足度1位を獲得しており、映画サイト「ムービスト」と「エヌキノ」、映画チケット予約サイトの「マックスムービー」でも現在上映中の韓国映画で最も高い観客評価を記録している。
『SOME』を高評価した人々は特に序盤に登場するカーアクションに満足しており、映画全般の感覚的な映像と緊張感を誘うハイテンポんな音楽も高く評価している。
『SOME』は消えた100億ウォン分の麻薬を追跡する刑事、カン・ソンジュ(高洙)が死を予告された24時間内に起こる死闘を描いたアクションスリラーで、現在約200のスクリーンで上映されている。