イム・チャンサン監督の『孝子洞理髪師』(日本タイトル『大統領の理髪師』)が10月31日、日本で閉幕した東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞の2部門を受賞した。

 『孝子洞理髪師』は平凡に生きてきた理髪師がある日突然、大統領の理髪師に指名されてから起こるエピソードを描いたヒューマンコメディーでイム監督のデビュー作。

 審査委員は山田洋次監督や李滄東(イ・チャンドン)監督などが務め、東京グランプリはファン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール監督(ウルグアイ)の『ウイスキー』、審査員特別賞はルー・チューアン監督(台湾)の『ココシリ:マウンテン・パトロール』がそれぞれ受賞した。

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