バラードの皇帝シン・スンフンと日本のピアニスト倉本裕基が10月30日、ソウル市内の延世(ヨンセ)大学・露天劇場で行われた『十月の雪降る村』のバックステージで「来年1月にコラボレーションアルバムを韓国と日本でリリースした後、アジアをはじめヨーロッパや米国にも進出する計画」と明らかにした。

 二人は10月12日、シン・スンフン初の東京公演が行われた渋谷のBunkamuraオーチャードホールで会い、コラボレーションアルバムをリリースすることを約束、韓日修交40周年を迎える2005年1月から世界進出を狙ったプロジェクトをスタートさせることを決めた。

 アルバムの80%は倉本裕基のヒット曲をシン・スンフンが歌い、残りの20%はシン・スンフンの曲が収録される予定だ。



 10月30日に李文世(イ・ムンセ)、イ・スヨン、シン・スンフンと『十月の雪降る村』に共演した倉本裕基は「自然や純粋なものを素材にした私の曲にシン・スンフンさんの美しい歌声が大変よく合うと判断した。特に先月、シン・スンフンさんが日本で公演を行った際に韓国語の分からない多くの日本人の観客が感動している姿を見て彼の歌声は国境を越えてアピールできるものを持っていると確信した」と語った。

 二人は来年1月のアルバムリリースと同時に韓日両国での公演を予定しており、2月にアジア全域でアルバムをリリース、3月のヨーロッパ、米国リリースの際にはヨーロッパでも公演を行う予定だ。

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