日本のメディアが「ピ」(rain)をペ・ヨンジュンに次ぐ韓流スターとして紹介した。

 日本のスポーツ報知は「ヨン様に続け」という見出しの記事で、ピが来月11日と14日に日本政府の招きで2回の公演を行うと伝え、現在韓国で最も注目されているトップスターと紹介した。

 同紙はピについて「2002年のデビューと同時に各テレビ局の新人賞を総なめにし、初の主演を務めたドラマ(実際には『サンドゥ、学校へ行こう!』だが記事では『フルハウス』を指している)も44%の視聴率を記録するなどの成功を収め、日本での活躍が期待される」と紹介した。

 また、ピが今月8日、ソウル市内のオリニ(子供)大公園ドームアートホールで3rdアルバム『It's Raining』のリリースを記念して行ったショウ・ケースライブを紹介しながら「まるでモデルのような9等身の体に184センチの長身、スポーツで鍛え上げた強靭なボディーから放たれるパワフルなダンスが魅力」と絶賛を惜しまなかった。

 ピはこれまでに一度も日本でショウ・ケースライブなどを行ったことはなく、来月11日と14日に日本の文化庁舞台芸術国際フェスティバル実行委員会主催の「ポップアジア2004」への出演が日本初ステージとなるだけに、今回の日本メディアの扱いは異例中の異例。

 ピは来月11日、大阪厚生年金会館大ホールで日本の「Do As Infinity」、タイの「Palmy」と共に公演を行い、14日には東京・渋谷の「SHIBUYA-AX」で中国のイーキン・チェンとコンサートを行う。2公演のチケットはすでにソールドアウトになっている。

 ピの所属事務所JYPは「日本訪問を控えて現地の大手広告会社からモデル出演のオファーが相次いでいる。今回の公演がピの魅力を日本で披露する絶好の機会となるが、本格的な活動は日本語で歌うシングルをリリースしてからになる予定」と明らかにし、日本進出の可能性を示した。



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