スターインタビュー
ドラマ『マジック』でヒロインを熱演中のキム・ヒョジン
「ダニョンと私は似ている部分が本当に多いみたいです。明るくて堂々としていて辛くても表に出しませんし…」
初のドラマ主演作でイケメン俳優のカン・ドンウォン(チャ・ガンジェ)を恋人にするヒロインを演じる幸運を得たが手放しには喜べなかった。
本当の姉のような存在のオム・ジウォン(オ・ヨンジン)が間にいるためだ。エンディングを目前に控えてガンジェが誰と結ばれるかに視聴者の関心が集まっている。
「私はダニョンとガンジェが結ばれたらうれしいですが、それではヨンジンさんがかわいそうだし…。二人ともハッピーエンドで終われるいいアイデアはないのでしょうか?」
よりによってなぜ愛を与えるよりも傷つけるような男に惹かれるのだろうか。「ガンジェが悪役だと言う人も多いですが、育った環境や人間関係を考えればある意味理解できます。ただの悪役では魅力がありませんが、隠そうとしても滲み出るようなピュアな面と温かさがあります」
恋愛をする年頃だが、もしかしたら理想はガンジェのようなタイプ?
「私に優しくしてくれて、フィーリングが合う男性がいいですね。恋愛も随分としてませんし、芸能人でも構わないので、恋人がいたらいいなあって思います」
孤独になっても三食しっかり食事を取るユン・ダニョンのように、キム・ヒョジンも自己管理に徹底している。撮影現場に早く姿を見せるのは基本で、一週間に3度は学校の授業に出席をする。
マネージャーの話しによれば、夜中の12時に家に着いてからも朝の4時ごろまでシナリオの練習をして2時間ほど眠ってから学校に寄り、それから撮影に向かうという。
学校に行く時は絶対に事務所の車などを使わないというのも彼女の鉄則。「休学して結局は行けなくなって中退するよりも早く卒業したい」という彼女の言葉が、自分管理が徹底している何よりもの証拠だ。
“現代版キャンディー”のようなキャラクターを演じるためにキム・ヒョジンが特に気を使っていることがある。それは衣装だ。
貧しい娘という役柄のために派手な服装はできないが、その代わりにTシャツの色にポイントを与えて少しでも華やかな感じが出るように気を使っている。
『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』