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宋承憲、ドラマ『悲しい恋歌』への出演が決定的に
宋承憲(ソン・スンホン)の出演の行方が注目されていたドラマ『悲しい恋歌』の制作陣が宋承憲の出演を事実上確定した。
ドラマ『悲しい恋歌』の共同制作会社「ポイボス」は11日、クォン・サンウと金喜善(キム・ ヒソン)のみならず、宋承憲も写っている10種類のポスターを公開した。
今年9月にオーストラリアのシドニーとブリズベーンでプロモーションビデオと予告編を撮影した際にポスター用として撮られたものだという。ポスターは主演者の個別ポスターと3人が一緒に写ったものなど計10種類。
その中には日本語でも製作されたポスターもある。ドラマ『夏の香り』が日本の衛星放送を通じて放映され、主演した宋承憲の現地での人気が高まっており、すでに『悲しい恋歌』への日本からの投資が相当分に達しているため。
日本の毎日新聞が今月4日付けで「多くの海外ファンが兵役逃れの明らかになった韓国の人気俳優、宋承憲の入隊をドラマの撮影後に延期してほしいというメールを送っている」と報じた。同紙は日本のファンが1万通、中国語圏のファンが4万通のメールを送ったと伝えた。
ポイボスのキム・クァンス代表は「21日午後3時からソウル市内のメガボックス1館で行われる『悲しい恋歌』の制作発表会でこれらに関する制作会社の立場を明らかにする」としながらも、「決して宋承憲が軍隊に行かないという意味ではなく、兵役不正事件が起こる前から彼を外すことは難しい状況だった」としてドラマへの出演が不可欠であることを間接的に表現した。
ユ・チョリョン監督も同様に「ドラマの企画段階から親しい仲でもあるクォン・サンウと宋承憲が出演する前提で手がけた作品だ。兵務庁が少しだけ時間をくれ、ファンが了解してくれたら予定通り宋承憲を出演させたい」と話してきた。
制作会社側は21日に行われる制作発表会でDVDや写真集などを一斉に公開して『悲しい恋歌』が韓国のみならず、アジア市場を念頭に置いた作品であることをアピールする計画だ。この日のイベントには国内外から約500人の報道陣の参加が予定されている。
『悲しい恋歌』は今月末、米ニューヨークで本格的な撮影をスタートさせるが、国内での撮影はすでに始まっている。