「韓日ウォン・ビン争奪戦が勃発?!」

 8日、ソウル市・龍山(ヨンサン)では韓国と日本のファンの間で時ならぬ「ウォン・ビン争奪戦」が起った。

 同日オープンした総合エンターテインメント空間「スペース9」の開店イベントの一環として行われたウォン・ビンのサイン会に数千人の韓日のファンが押し寄せた。

 当日のサイン会には日本のファン約400人がサイン会開始の3~4時間前から長蛇の列を作った。何人かのファンは午後6時から始まるサイン会のために夜中から並んで待ち続けたという。

 しかし、ウォン・ビンのスケジュールの都合でサインを受けられる人数が150人に限定されたため、そこから漏れたファンたちの不満が爆発した。

 東京から来た野口さんは「夜中から並んだのに急にサインがもらえなくなった」と涙ながらに語った。

 国内の総合ショッピングモールの開店イベントに外国人である日本のファンがこうして多数集まったのは、前日に開催されたウォン・ビンの新作映画『うちの兄』の試写会のため。

 試写会への参加のために韓国を訪問した日本のファンは、「スペース9」でウォン・ビンのサイン会が行われるという情報を事前に入手し、そのうちの熱心なファンは夜中から握手するために待ち続けたのだ。

 イベントを代行したイエス・コミュニケーション側は「前日の試写会に参加した日本のファンからサイン会に参加することが可能なのかという問い合わせがあった。可能だと答えたが、これほどまで多くのファンが訪れるとは思わなかった。日本でのウォン・ビンの人気の高さを改めて実感した」とした。

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