フランスの週刊誌「L'Express」は4日発売の最近号で、俳優のペ・ヨンジュンの日本での人気を紹介しながら、彼が韓日間の関係回復を実現させていると伝えた。

 同誌は「一人の韓国男性が日本女性たちの胸を熱くさせている。その主人公は『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)という韓国の純愛ドラマに主演したペ・ヨンジュン。彼の姿は日本のテレビや広告、雑誌に至るまで、あらゆる場所で見られる」と伝えた。

 同誌はまた、「日本女性たちはペ・ヨンジュンを魅力的な王子だと思っており、相当な格式を重んじる日本で“ヨン様”と呼ばれるのは熱烈な感情の表れ」と紹介した。

 しかし、こうした現象は日本人が隣国に対して関心を寄せ、実際に韓国語を学ぶなどして韓国文化に接する若者が増えている一方で、両国間の問題は完全に消えていないとも同誌は伝えた。

 同誌は相変らず両国間に重くのしかかる問題として過去の殖民統治と独島(トクト)領有権争いを挙げたが、東海(トンヘ)を「日本海(mer du Japon)」とだけ表記した。

 同誌は東海という表現を初めから使用しなかっただけでなく、領有権争いで韓国が相対的に劣勢にあるようなニュアンスを漂わせた。

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