映画『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)が今週末にも興行収入100万ドルを突破する見込みだ。

 『太極旗を翻して』の米国市場でのマーケティング、配給会社としてロサンゼルスに拠点を置く「3AM」(スティーブ・リー代表)は24日、ロサンゼルスを含む全米33スクリーンで19日までに77万8911ドルの興行成績を記録している姜帝圭(カン・ジェギュ)の『太極旗を翻して』が、アトランタ、ダラス、ヒューストン、ボストンなどに上映館を拡大することで、韓国映画史上最短期間で入場収入100万ドルを上回ると見込んだ。

 同代表は「当初の予想通り、全体観客の10~20%は韓国人以外と思われる。このままの勢いであれば、金基徳(キム・ギドク)監督の『春夏秋冬そして春』の記録を破ることができる」と語った。

 『春夏秋冬そして春』は全米公開から8週目にして興行収入100万ドルの大台を突破したが、『太極旗を翻して』は今月3日に公開、堅調に観客動員数を伸ばしてボックスオフィスの42位に位置している。

 一方、今まで米国で上映された韓国映画で最大の興行成績を上げた『春夏秋冬そして春』は公開21週間で約30万人が観覧、231万6000ドルの興行収入を記録した。

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