ムン・グニョン(17)が朝鮮民主主義人民共和国での人気を確認して驚きを隠せないでいる。

 20日に練炭5万個などを届けるために初めて北朝鮮の地を踏んだムン・グニョンは、映画『幼い花嫁』をはじめ、自身の出演作や韓国での活動状況などがあらゆるルートを通じて現地にも伝わっていることを実感した。

 それは北朝鮮入りする際の検問所から実感することができた。

 北側の警備兵たちは人気スターのムン・グニョンが訪朝するという知らせに多くの期待を抱いていたが、いざムン・グニョンの姿が見えないと、検問だと言って彼女が乗っていた車のドアをいきなり開けて本人を驚かせた。

 また、北朝鮮の朝鮮赤十字会の関係者らは午餐の席で歌を注文、ムン・グニョンを戸惑わせた。

 ムン・グニョンの関係者が「ムン・グニョンは歌手ではなく女優」と重ねて強調したが、「歌が上手いことは分かっている」と『幼い花嫁』で披露した歌唱力を知っている様子だった。

 対話は直接交わすことは出来なかったが、街中の北朝鮮の住民たちはムン・グニョンに明るい微笑みを送って訪朝を歓迎した。

 ムン・グニョンは帰国の際に「お婆ちゃんの大好物」と言って北朝鮮の特産品であるホバックヨッ(かぼちゃ飴)を買う家族思いな一面を見せた。

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