チョ・スミが危機に瀕したアルバム市場に新風を巻き起こしている。

 チョ・スミが4年ぶりに発表したクロスオーバーアルバム『be HAPPY』が各アルバムセールスチャートの1位を記録、リリースから2週間目で約4万枚のセールスを記録した。

 今年上半期に約7万枚のセールスで1位を記録したイム・ヒョンジュの『Misty Moon』と比べれば爆発的な人気と言える。

 特に歌謡、ポップス、クラシックを網羅した総合チャートで1位を記録したことから、『be HAPPY』のセールス記録は関係者を驚かせている。ストリーミングサイトの「バグスミュージック」の総合チャートでも『美女と野獣』などの2曲が40位内にランクインするなど好調ぶりを見せている。

 チョ・スミが2000年にリリースした初のクロスオーバーアルバム『オンリーラブ』は最近でもセールスが好調な100万枚突破を目前に控えたロングセラーアルバム。

 所属レコード会社のワーナーミュージック側はこのままの勢いが持続すれば、『be HAPPY』の20万枚突破も夢ではないと期待を寄せている。

 『be HAPPY』はチョ・スミが好きな映画音楽15曲に写真集をプラスしたアルバム。韓国人が最も好んで聴く映画音楽だけが集められたと言っても過言ではないほどに耳なじみの曲ばかりをセレクトした。

 『ニュー・シネマ・パラダイス』の『Cinema Paradiso』をはじめ、『接続』の『Lover’s Concerto』などが収録されている。

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