朴賛郁(パク・チャヌク)監督(41)と女優のカン・ヘジョンがカンヌの栄光をベネチアでも再現する。

 朴賛郁監督が演出を手がけ、カン・ヘジョンが出演した韓国、日本、香港の3カ国によるオムニバス・ホラー『スリー、モンスター』が9月1日から11日まで開催される第61回ベネチア国際映画祭の「ミッドナイト・エクスプレス」部門に招待された。

 同部門は全世界の革新的な映画にスポットを当てる部門。朴賛郁監督と日本の三池崇史監督、香港のフルーツ・チャン監督というアジアを代表する3人の監督がメガホンを取った今回の映画は、実験性の面で高い評価を得た。

 朴賛郁監督とカン・ヘジョンは今年5月に行われたカンヌ国際映画祭で輝いた『オールド・ボーイ』の栄誉に続き、ベネチア国際映画祭という大舞台で再び韓国映画の優秀性をアピールすることになる。

 今回のベネチア国際映画祭は『スリー、モンスター』以外にも、林権澤(イム・グォンテク)監督の99作目の映画『下流人生』がコンペ部門に出品される予定で、再び世界に韓国映画の隆盛をアピールすることになる。

 『スリー、モンスター』は人間の内面にある悪魔性をテーマに今までには見られなかった「残忍なユーモア」「夢幻的なファンタジー」「残酷なリアリティー」の3つをテーマにしており、朴賛郁監督が演出した『カット』には李炳憲(イ・ ビョンホン)とイム・ウォニが出演している。公開は8月20日を予定している。

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