チャン・ナラが昨年に続き、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の住民に愛の手を差し伸べる。

 飢餓対策機構の広報大使を務めるチャン・ナラは27日、ソウル市・上鳳(サンボン)洞にあるソウル牛乳本社を訪れ、自身が出演した同社の新製品「クルミ牛乳」へのCM出演料2億ウォン分の粉ミルクを受け取り、北朝鮮の子どもと女性たちに送る伝達式を行った。

 この日の伝達式には飢餓対策機構のユン・ナムジュン会長、チャン・ナラの父親で俳優のチュ・ホソンさん、飢餓対策機構のチェ・ブス対外協力本部長、ソウル牛乳の社員などが出席した。

 この日に受け取った2億ウォン分の粉ミルクは28日、仁川(インチョン)港から北朝鮮の南浦(ナムポ)港を経て平壌(ピョンヤン)にある12カ所の育児園、幼稚園などに寄付される。

 2002年3月に飢餓対策機構の広報大使に任命したチャン・ナラは、昨年8月にもCM出演料5億ウォン分の生理用品と粉ミルクを北朝鮮に送った。

 また、ファンクラブなどを通じた北朝鮮に対する募金活動を行っている他、フィリピンに「チャン・ナラ奨学財団」を設立するなど、積極的なチャリティー活動を行っている。

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