韓流ブームがフィリピンにも上陸する。

 韓国とフィリピンのトップアーティストが大挙参加する「パワー・ジョイント・コンサート」が10月にフィリピンのマニラとセブで計4回にわたって行われる。

 今回の公演は「アジア・ミュージック・カンパニー」(イ・サングン代表)が韓国人アーティストの東南アジア進出のための大型プロジェクトの一環として企画し、フィリピンを皮切りにマレーシア、タイ、シンガポールなどでも行われる見通しだ。

 参加アーティストはJEWELRY、イン・スニ、MINA、元S#arpのソ・ジヨン、パク・クァンヒョン、JKキム・ドンウク、Mayaの他、全仁権(チョン・インクォン)、全永禄(チョン・ヨンノク)、権仁夏(クォン・イナ)など、80年代に活躍した往年のアーティストら。

 その他にも『行かないで』のチョン・ウォンソク、『汽車と松』のイ・ギュソク、『歩いて空まで』のチャン・ヒョンチョルなど、90年代の人気アーティストも加わり、過去20年間の韓国音楽を一度に堪能できる。

 フィリピンからも70年代に『ANAK』で海外でも知られるようになったフレディー・アギラ、韓国系アーティストのサンドラ・パク、フィリピンの人気歌手マーティン・リベラ、そして香港のジャッキー・チョンなどのトップアーティストが参加する。

 10月6日と13日にはセブ、20日と27日にはマニラで公演が開かれる。特に27日のマニラ公演は、約3万人を収容することができる野外大ホールで行われ、計4回の公演で5万人の観客動員を目標にしている。

主催者側は「韓国には新婚旅行先として脚光を浴びているセブを観光地として広め、そしてフィリピンには最近、東南アジア各国で人気の韓流コンテンツを広く伝える意味を持っている」と説明している。

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