『冬のソナタ』の人気を中心とした日本国内での韓国番組の波及効果は、放送と文化界の枠を越え、政治、社会的な部分にまで影響を及ぼしているという分析が出た。

　韓国放送映像産業振興院のキム・ヨンドク責任研究員は15日午後、「日本国内の韓国大衆文化コンテンツの流通現況と波及効果」をテーマに開かれた韓日大衆文化フォーラムでこのように発表した。

　キム研究員は、『冬のソナタ』は日本人の韓国社会と韓国文化に対する全般的な理解と親密度を高めたのに続き、小泉純一郎首相の「ヨン様人気」発言、ハングル勉強ブーム、在日同胞に対する制度的差別の不合理性まで浮き彫りになるなど、社会全般にわたって広範囲に影響を及ぼしていると説明した。