同紙は「小説『世界の中心で、愛をさけぶ』と韓国ドラマ『冬の恋歌』に主演した「ヨン様」ことペ・ヨンジュンが女性の純愛ブームに火を付けた」と選定理由を説明した。

 日本の「冬ソナブーム」は止まるところを知らない。大手紙が一面を割いて「冬ソナブーム」を分析して扱ったのも2回や3回ではなく、最近では「韓国ではこのブームをどう見ているのか」といった内容の記事まで扱われるようになった。週刊誌にはすでにペ・ヨンジュン専門の担当記者まで誕生している。

 一方、現在土曜日の午後11時から『冬の恋歌』を放送しているNHKは、当初アテネ五輪の期間中には放送を休止する計画だったが、過熱するブームを受け、放送を継続する方向で検討していると東京新聞が17日、伝えた。

 また、同紙は日本の小泉純一郎首相の再訪朝関連番組のために放送を休止した5月22日には、3700件を超える抗議や問い合わせの電話が同局に殺到したと伝えた。

 NHKは2003年度の連結決算(2003年4月~2004年3月)で『冬の恋歌』関連のDVDや小説の販売だけで約35億円(約350億ウォン)の収入を記録した。

東京=崔洽(チェ・フプ)特派員 pot@chosun.com

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