映画『下流人生』に主演したチョ・スンウが、ミュージカル『ジキル&ハイド』の舞台に立つ。

 チョ・スンウが7月24日から8月21日まで、COEXオーディトリアムで公演されるミュージカル『ジキル&ハイド』の主演に抜擢された。『ジキル&ハイド』はブロードウェー史上、最も美しいスリラーという賛辞を受けているミュージカル。

 国内のミュージカルファンが待ちに待った夢の公演で、特にジキルとハイド役は俳優なら一度は演じてみたいと思う魅力的なキャラクターだ。 

 このキャラクターは一人が善と悪を代弁する両面的な性格を表現しなければならないため、演技力、歌唱力、発声の三拍子が必須とされることから、チョ・スンウの今回のミュージカル出演に多大な関心が寄せられている。

 チョ・スンウのミュージカル出演は『義兄弟』『地下鉄1号線』『明成皇后』『若きヴェルテルの悩み』『カルメン』に続く6作目。チョ・スンウは「たくさんの出演のオファーが舞い込んできているが、今年の夏はミュージカルに専念したい」と語った。

 一方、激動の韓国現代史を全身で貫いた男の波乱万丈な人生を描いた『下流人生』は、9月に開催予定のベネチア国際映画祭コンペ部門への出品が決まると観客動員にも拍車がかかり、ロングランが確実となった。

『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』

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