映画『オールド・ボーイ』が今までに500万ドル(約60億ウォン)の輸出実績を上げた。

 昨年、ミラノ映画祭で日本の東芝に220万ドルで販売されたことを皮切りに『オールド・ボーイ』は、ユニバーサルピクチャーズにリメーク版権契約(60万ドル)を交わして話題となった。

 今回のカンヌ・フィルムマーケットではイタリア、ブラジル、ロシアなどに40万ドルで販売され、現在までに460万ドルの外貨を稼いだ。

 さらにカンヌ国際映画祭での受賞実績によって追加オプションを得る販売方式が採られ、『オールド・ボーイ』は約500万ドルの輸出額を記録することになった。

 ショーイーストのキム・ドンジュ代表は「今回契約を交わしたポーランド、イスラエル、ブラジル、セルビア・モンテネグロは韓国映画を初めて購入した国」としながら、「10月の公開を控えた日本では、前売り分の約20%がすでに売れており、フランスでも100カ所以上の映画館での公開が予定されている」と『オールド・ボーイ』の成果を伝えた。

 また、「ミニマム・ギャランティー(最低保証額)方式で契約し、収益の50%をショーイーストが受け取る好條件」としながら、カンヌ国際映画祭の受賞が好影響を与えていると強調した。

 また、米国での配給は英国の独立映画専門配給会社「タータン」が担当し、来年の公開が予定されている。米国では「NC17」(17歳以下観覧禁止)の指定を受けることが予想され、近親相姦という素材に対して厳格な審議を適用するアラブ圏や中国圏とは契約がなされなかったという。

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