映画『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)のヒーロー、張東健(チャン・ドンゴン)とウォン・ビンがTシャツを通じて全世界に顔を広める。

 映画『太極旗を翻して』側とキャラクター商品契約を交わしたトータルメディア企業のアスターインターナショナルメディアがLG商事を通じて来月初めから、米国、英国をはじめ、日本、中国、台湾、タイなどの東南アジア市場に張東健とウォン・ビンの顔がプリントされたTシャツを輸出することを決定したB

 アスターインターナショナルメディアのチョン・スンファ社長は15日、「中国の上海メディア、台湾のINSREAとすでに契約を終え、英国のカールトン側からも肯定的な返事を得た。また、世界的な大型レコード店のタワーレコード、HMVとも契約が実現するだろう」と明らかにした。チョン社長は「張東健とウォン・ビンの顔がプリントされたTシャツの輸出だけで約100億ウォンの収入を予想している」と付け加えた。

 キャラクター事業が主な収入源としてすでに定着しているハリウッド映画に比べて国内映画のキャラクター市場が脆弱であるのが今までの現実だった。

 しかし、1200万人の観客動員突破に向けて今もなお記録更新中の『太極旗を翻して』の場合、戦争という話題性のある素材と共に出演俳優の商品性が高く評価され、Tシャツ、バッグ、カレンダー、写真集、マグカップといったキャラクター商品に十分な価値があるというのがアスター側の分析だ。

 中でも韓流ブームに乗って張東健とウォン・ビンの人気が鰻上りの東南アジア市場からは、契約を求める企業が殺到しているという。上海メディア側は現地の中華圏のスターがTシャツを着てプロモーションを行う「スターマーケティング」まで計画しているほどだ。

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