ペ・ヨンジュン台風が日本列島で猛威を振るっている。

 『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)の主演俳優、ペ・ヨンジュン(31)が日本を訪問した3日の午後、羽田空港には彼の姿をひと目見ようと約5000人(警察調べ)の女性ファンが集まった。

 多くのファンが集まった羽田空港は一時騒然となり、国内線の連絡バスに遅れが出て一部利用者に影響が出るなど、日本で最近話題の「冬ソナブーム」を実感させた。

 空港ターミナルには前日ゥら集まった30~40代を中心とした主婦などの女性ファンをはじめ、早い時間から大勢のファンが羽田空港を陣取り、到着2時間前には3000人以上のファンで溢れ返り、入国ゲートやその付近は一時騒然とした雰囲気に包まれた。

 黒いスーツにサングラス姿のペ・ヨンジュンが空港ロビーに姿を現わすと羽田空港は「ヨン様」と絶叫するファンの声が響き、一部の女性ファンは気分が悪くなって救急車で搬送された。

 ペ・ヨンジュンがリムジンに乗って空港ターミナル前のロータリーを1周してファンの声援に応えると、予想外のサービスに興奮した女性たちは一歩でも近付こうとして混乱状態に陥り、倒れ込むファンが続出した。

 この影響で羽田空港周辺は午後、終始大混乱に陥った。この日の混雑で近隣の高速道路にまで影響が及び、国内線の連絡バスが遅れるなど、多くの利用者に影響が出た。

 この日の羽田空港にはテレビ局の中継車が動員されるなど熱い取材合戦が展開され、4日付けの毎日新聞と東京新聞が1面に関連記事を掲載するなど、主要紙の多くが今回のペ・ヨンジュン訪日を大きく扱った。空港関係者は「1998年に空港ターミナルがオープンして以来、最も多くの人が集まった。ハリウッドスターを凌ぐ人気」と語った。

 ペ・ヨンジュンは「ファンの熱気で息ができないほどだった」と驚きの表情を見せ、「ファンの純粋な気持ちがよく伝わってきた」と語った。

 ペ・ヨンジュンは8日まで日本に滞在し、主演した映画『スキャンダル/朝鮮男女相悦之詞』(5月公開予定)のプロモーションを行う他、ファンミーティングへの参加も予定している。4日には東京都内の渋谷公会堂でファンミーティングを行い、2000人の参加希望者の募集に6万人の参加を申し込みが殺到したと主催側が明らかにした。

 『冬の恋歌』は昨年4月にNHK-BSで放送されて女性視聴者を中心に「冬ソナブーム」を巻き起こし、先月までに小説、DVD、サウンドトラックなどの売り上げは計500億に達して日本での新たな市場を開拓した。NHKはこうした人気を受け、ペ・ヨンジュンが日本に到着した3日から、地上波のNHK総合テレビを通じて『冬の恋歌』の再放送をスタートさせた。

東京=鄭権鉉(チョン・クォンヒョン)特派員 khjung@chosun.com

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