「韓国ホラー映画の興行神話を新たに塗り替える」

 映画『カウィ』(日本タイトル『悪夢』)、『フォン』(日本タイトル『ボイス』)のアン・ビョンギ監督が、3作目の作品として選んだ映画『分身娑婆』 (A-POSTピクチャーズ制作)が、キム・ギュリ、イ・セウン、イ・ユリという3人の出演者を発表して今月21日に全州(チョンジュ)でクランクインした。

 『分身娑婆』はいじめにあった女子高生たちが呼んだ分身娑婆(日本の「分身さん」や「こっくり」の意)に祈ったことが現実のものになり、強力な呪いが襲うといった内容のホラー映画だ。分身娑婆とは女子高生が鉛筆を手にしながら霊を呼ぶことで、今までとは違った学園ホラーの誕生を予告している。

 MBCドラマ『大長今』で長今を苦しめる医女役で出演したイ・セウンが過去の呪いを呼び出す女子高生のユジンを演じ、映画『女子高怪談』以来、久しぶりにスクリーン復帰するキム・ギュリが、今回は生徒としてではなく事件の中心で呪いの実体を目にする美術教師のウンジュに変身する。

 また、ドラマ『ラビングユー』に出演したイ・ユリは、自分と関わる呪いの恨みを晴らそうとする女子高生、インスク役でスクリーンデビューを果たす。

 主に全州で撮影される『分身娑婆』は6月中旬までの3カ月間にわたって撮影が行われ、7月の公開を予定している。

『スポーツ朝鮮/ナム・ジョンソク記者 bluesky@sportschosun.com 』

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