音楽
RYUが「冬ソナ」主題歌でゴールドディスク大賞受賞
新人歌手の「RYU」(30/本名:ミン・グァノン)が日本ゴールドディスク大賞の「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞して新たな韓流スターの仲間入りを果たした。
10日午後、東京のNHKホールで行われたゴールドディスク大賞の授賞式で「RYU」は、ドラマ『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)のサウンドトラックで「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、日本で最高の人気を誇る浜崎あゆみ、BoA、SOUL’d OUT、Every Little Thing、元レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジなどと共に同じステージに立った。
2時間30分にわたってNHKで生中継された第18回日本ゴールドディスク大賞で「RYU」は、『冬の恋歌』の主題歌『最初から今まで』を韓国語と日本語を交えて披露し、拍手喝采を浴びた。
日本レコード協会が主催し、NHKが主管する日本ゴールドディスク大賞は、一年間に日本で発売されたアルバムの中から販売量と人気度を公正に集計して受賞者を決定する権威ある賞。
第18回日本ゴールドディスク大賞は「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」、「ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」など計14部門から受賞者が選出された。
「RYU」は昨年12月にNHK BSを通じて放送され、日本でブームとなった『冬の恋歌』のサウンドトラックを25万枚販売し、今年新設されたサウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞することになった。
国内ではあまり知られていない「RYU」は、2000年に『ロード』でデビュー、MBCドラマ『ラブレター』、KBSテレビの『張禧嬪』、『夏の香り』など、ドラマのサウンドトラックを中心に地道な活動を続けてきた。『冬の恋歌』のサウンドトラックでは『最初から今まで』、『My memory』など、哀愁のバラードを歌って高い評価を得てきた。
「RYU」は来月、シングルのリリースと同時に日本の6都市を回るプロモーションツアーを開始し、本格的な日本進出を狙う。
この日の授賞式で昨年リリースしたDVD『8 Films & more』で「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞したBoAは、『Every Heart ~ミンナノキモチ~』、『JEWEL SONG』を熱唱した。
昨年の日本ゴールドディスク大賞で「ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したBoAは、今年1月にリリースした3rdアルバムでミリオンセラーを記録したが選考対象には含まれず、今回の受賞はならなかった。