男性4人組バンド「Flux」が所属するF&Jエンターテインメントのチョン・ヘイク代表(37)は音楽業界屈指の伝説的人物だ。

 SMエンターテインメントでH.O.Tと神話をスターダムにのし上げ、サイダスではg.o.dを大ヒットさせた。

 そうした韓国を代表する最高のアイドルグループを育てたチョン代表が、今度はロックバンドを手がける。

 チョン代表は「すでにダンスグループの時代は終わった。歌と演奏のすべてが可能なバンドが音楽シーンをリードするだろう」と言い切った。

 チョン代表は「弘益(ホンイク)大学前のクラブ文化に慣れ親しんだ新世代は、現場で接するリアルサウンドに興奮する。ギターやベース、ドラムが一体となった演奏は血を騒がす魅力がある」とバンドの人気を説明した。

 制作者の立場からしてもバンド形態は経済的だ。

 基本的に曲に関する作業は自分たちで解決でき、ダンスグループのように振り付けなどが必要ないため制作費を抑える効果があるという。チョン代表は「バンドが人気を集める中、ギター教室に受講生が殺到する現象まで起きている」と最近のバンドブームを説明した。

 チョン代表は「Flux」が好スタートを切ったことから、今年の秋のデビューを目標に女性だけで構成されたバンドのメンバーを募集している。

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