女優の沈銀河(シム・ウナ)が破格の条件でCM出演のラブコールを受け、これを皮切りに芸能界にカムバックする。

 沈銀河は最近、LG電子の冷蔵庫「ディオス」から10億ウォンプラスアルファという出演のオファーを受け、契約までに秒読み段階に入った。

 沈銀河の巨額CM契約は最近彼女が3年間のブランクを経てマネージャーのK氏と極秘でマネジメント契約を交わし、芸能活動の再開がほぼ確実なものとなったことから、今回のCM契約が事実上実現することになった。

 沈銀河は昨年以降、一部の大手広告主や広告代理店に特別キャスティング部署が設立されるなど、常にCMオファーの人気第一位を占めてきた。

 大手広告エージェンシーは昨年一年間、沈銀河が住むソウル市・瑞草(ソチョ)区・牛眠(ウミン)洞の自宅前でフルーツや贈り物などと共にCMオファーの熱烈なラブコールを送った。そのため沈銀河の家の玄関前には常にいくつもの花束が置かれているほどだった。

 多国籍企業のA社は沈銀河に1年間の仮専属で10億ウォンという契約条件を提示し、国内屈指のB通信会社は昨年の秋に3年契約で白紙の小切手を提示したという。

 しかし、沈銀河はその度に「まだ芸能界へのカムバックを決めていない」と言うだけで、「YES、NO」をはっきりさせなかった。

 今回、沈銀河がカムバックを決心したことが伝わると、国内最大手の家電メーカーC社なども敏感な反応を見せたが、沈銀河の心はすっかりLG電子のCM出演をする構えでいると伝えられた。

 1年間の仮専属の基準で基本契約金10億ウォンに沈銀河が望む額を出演料、またはランニングギャランティーとしてプラスされるという史上最高の条件が提示された。また、2000年にもLG「ディオス」のCMにモデルとして出演したことがあり、これが今回の出演を決めた理由にもなったという。

 一方、沈銀河のCMカムバックによって、これまでビックスターの不在に喘いできた大手広告主によるビックモデルを起用した戦略対決が加熱される見込みで、沈銀河は今後も数百億ウォンに達する天文学的数字のモデル収入も期待できる見込みだ。

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