俳優のウォン・ビンの訪問を実現させるためにタイ国内が熱くなっている。ウォン・ビンの訪問を実現させるため大手エンターテインメント会社らが総力を挙げて激しい獲得競争を展開している。

 こうした過熱競争によって「ウォン・ビンのタイ訪問」という未確認情報は、一部メディアを通じた誤報騒動にまで展開した。

 中でもタイ最大のエンターテインメント会社である「グラミー社」と「RS社」が展開中の獲得競争はまさに戦争レベル。自社のすべてのネットワ[クを駆使してウォン・ビン側との接触に当たっている。

 昨年末にSevenの招待公演を実現させたRS社は、訪問時の報酬に至るまで調査するなど迅速な動きを見せている。

 タイ専門企業「KTCC」のイ・ユヒョン代表は「RS社が最近の会合でウォン・ビンを招きたいと公式に要請してきた」と明らかにした。タイの大手テレビ局に多くのネットワークを持つRS社はまた、イ代表を通じて「『クァンキ』、『プロポーズ』など、過去にウォン・ビンが出演した作品をすべて購入したい」と仲介を申し入れた。

 こうしてタイ国内でウォン・ビンを招くのに懸命なのは『秋の童話』と『フレンズ』のヒットでブレイクしたウォン・ビンの爆発的人気のため。

 現地では一度の訪問で5億ウォン以上という噂が広まる中、大作『太極旗を翻して』がタイでも上映された場合、ウォン・ビンの商品価値は鰻登りになると予測されており、青田買い方式の巨額によるオファーが相次ぐものと見られる。

『スポーツ朝鮮/バンコク(タイ)=チョン・ヒョンソク記者 hschung@sportschosun.com 』

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