チェ・ジウが年明けから涙を流した。

　今月16日午後、SBSテレビの『天国の階段』ロケ現場の仁川(インチョン)・舞衣(ムイ)島を訪れた日本人ファン250人余に簡単なあいさつだけをし、帰したことに対して強い抗議を受けたため。

　チェ・ジウは当初、国内L旅行会社などが本人の許可もなく、任意で企画したファンとの集いではあったが、わざわざ韓国まで来てくれた日本人ファンのことを考え、最大限時間をつくろうとした。しかし、撮影が遅れ、結局舞衣島に停泊してあった船で“刹那の対面”だけで終わってしまった。

　現在、日本の主要スポーツ紙は17日と18日付で、『チェ・ジウとは会えず　日本の観光客が怒り」などと大きく記事を取り上げ、波紋が広がっている。NHKも今回の事態に対するチェ・ジウのインタビューを19日行う予定だ。

　チェ・ジウ側は「事前に協議もなくチェ・ジウﾆ会えると旅行商品を広告したL旅行会社とS業者、日本のJ旅行会社のうち、法律的責任のあるところを相手取って肖像権侵害による訴訟を起こす方針」と話した。

　自分の名前が刻まれたプレゼントまで用意、日本人ファンに申し訳ない気持ちを伝えたチェ・ジウは今回のことについて、「今後、二度とこのようなことが繰り返されないようにしてほしい」と目頭を熱くして語った。

『スポーツ朝鮮/ユ・アジョン記者 poroly@sportschosun.com　』