トップスターのウォン・ビンが前所属事務所を相手取り、昨年12月12日にソウル・瑞草(ソチョ)警察署に告訴状を提出したことが後になってわかった。

 ウォン・ビンは「前所属事務所のJMライン(チョン・ウンチョル代表)が映画会社『盡人事(チンインサ)フィルム』制作の映画『うちの兄』の出演契約料3億5000万ウォンと写真集出版に伴う契約金1億ウォンなどを受け取った後、専属契約解消により契約が無効になったにもかかわらず、いまだに契約金を返還していない」とし、チョン代表を横領などの疑いで刑事告発した。

 ウォン・ビンはまた、「JMラインが昨年、本人の同意なしに映画制作会社『フィルム・ムイ』と『素足の青春』への出演契約を結び、フィルム・ムイ側から13億5000万ウォンの損害賠償訴訟を起こされて名誉毀損された」と主張した。

 これを受け、瑞草警察署は12日午前、JMラインのチョン代表を召喚して取り調べた。

 チョン代表は調べに対し、「中国に出張していて告訴のことは知らなかった。これまでウォン・ビン氏の専属契約違反について黙ってきたが、ここにきて刑事告発するとは信じられない。法廷で決着をつけたい」と法的対応を強く示唆した。

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