BoAが「今年の国内アーティスト」に選ばれた。

 本紙が大衆音y評論家、テレビ局の音楽プロデューサー、音楽専門誌の記者などの専門家31人を対象にアンケート調査を行った結果、韓国と日本を行き来しながら莫大な枚数のアルバムセールスを記録し、数多くのニュースを提供したBoAが「今年のアーティスト」部門で最も多くの支持を集めた。

 この調査は今月16、17の両日、電子メールで行われ、国内アーティスト、海外アーティスト、ライブコンサート、国内アルバム、海外アルバム、国内新人、海外新人、最も過小評価された国内アーティストの計8部門に分けて行われた。

 BoAを「今年のアーティスト」に選んだ回答者は「地道に海外で活発な活動をして韓国音楽の商業的可能性を証明した」と高く評価した。

 「歌手ではなく文化商品」という評価もあり、一方では「誰がBoAを罠にはめているのか」といった意見もあった。しかしBoAは「今年のライブコンサート」部門では1票も得ることができず、「今年のアルバム」部門ではわずか1票にとどまった。

 回答者の票は特定のアーティストに集中しなかった。BoAも6票を集めただけだ。

 BoA以外にも趙容弼(チョー・ヨンピル)と金健模(キム・ゴンモ)が4票ずつ、李スヨンと李孝利(イ・ヒョリ)が3票ずつ、nellが2票を集め、Loveholic、Brown Eyed Soul、フィソン、「自転車に乗った風景」、金光民(キム・グァンミン)、COCOREがそれぞれ1票だった。

 新人ボーカルグループの「Bigmama」は「今年の国内新人」と「今年の国内アルバム」の両部門で1位に輝いた。中でも「今年の新人」部門でBigmamaは計16票という圧倒的な支持を集め、「今年のアルバム」部門では5票を集めた。

 「歌手よりも芸能人を好む歌謡界に歌唱力の力を示した」、「ルックス重視の時代を覆して成功した企画商品」、「誰がコーラスメンバーでグループを作ろうとしたのか」、「テレビに出演しなくても成功できることを証明して見せた」、「アーティスト時代の復活」といった評価がされた。

 「今年の新人」部門では、この他にLoveholic、Seven、インディーズバンドの「青い夜明け」がそれぞれ2票を集め、「今年のアルバム」部門では金健模とデリー・スパイスがそれぞれ3票を、韓栄愛(ハン・ヨンエ)、イジョク、殷志源(ウン・ジウォン)がそれぞれ2票を集めた。

「今年の国内ライブコンサート」部門では、趙容弼(チョー・ヨンピル)の蚕室(チャムシル)オリンピック競技場で行われたコンサートが7票、芸術の殿堂で行われたコンサートが1票を集めてトップに立った。

 4万5000人が雨の中で熱狂した蚕室でのコンサートに対しては「彌沙里(ミサリ)のロックカフェで歌われている70~80年代の音楽に正当性を与えた」、「当日、最高の特殊効果は趙容弼の声そのものだった」、「あのような熱気を再び味わえることができるだろうか」といった賛辞が並んだ。

ホーム TOP