女優のソン・イェジンが来年1月22冾ノ開催される「2004バンコク国際映画祭」の特別ゲストに招かれた。

 台湾、中国などをはじめ、タイでも韓流(1990年代末から東南アジアで始まった韓国大衆文化ブーム)熱風が巻き起こる中、韓国の芸能人がタイ政府から公式行事に招かれるのは今回が初めて。

 映画祭側はソン・イェジンに超一流ホテルのスイートルームとリムジンを提供するなど、VIP待遇をする予定だ。

 最近タイで公開された映画『クラシック』でタイ国民を魅了したソン・イェジンは、すでに今年初めにタイのiTVで放送されたMBCドラマ『おいしい求婚』でその名を知られている。

 またSBSドラマ『大望』も今月末から国営放送の「チャンネル7」を通じて放送される予定で、ソン・イェジンの人気がさらに高まるのは必至だ。

 来月29日にタイへ向かうソン・イェジンは、バンコク映画祭のキンナリー・トーン賞授賞式など映画祭の公式行事に参加し、iTVなどタイの有力メディア約20社とのインタビューを予定している。

 タイ駐在の韓国観光公社でも、韓国の大スターのタイ訪問に合わせてソン・イェジンの現地ファンクラブを支援するなど、今回の訪問を韓国観光の広報に活用する構えだ。

 一方、今回開催されるバンコク国際映画祭のエージェントを担当するタイ国内の韓国企業「KTCC」の李ユヒョン代表は「タイのプロダクションや各企業からソン・イェジンのプロフィールに関する問い合わせが相次いでおり、人気が急上昇している。最近公開された『クラシック』の悲しい情緒が多くのタイ人に受け入れられたようだ」と述べた。

『スポーツ朝鮮/ユ・アジョン記者 poroly@sportschosun.com 』

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