映画『オアシス』で障害者を好演した女優のムン・ソリが、フランスのメディアに賞賛されている。

 『オアシス』は12日からフランスで公開され、ル・モンド、フィガロ、リベラシオンの三大日刊紙はこぞって映画のみならずムン・ソリの演技も大きくクローズアップした。

 フィガロ紙はパリを訪問中のムン・ソリのインタビューを「心から湧き出る演技」という見出しで紹介し、「韓国民謡のリフレーンのような名前のムン・ソリ。月明りのように色白の顔だが、彼女の動きは太陽のようだ」とした。

 同紙はムン・ソリが障害者センターでボランティアを経験し、半年間、障害者の友人から激励とアドバイスを受けて困難な撮影を乗り越えたというエピソードも詳細に紹介した。

 ル・モンド紙は「アルコール中毒者、減量または増量、障害者の身振りや表情、言語障害などを真似た演技に、映画祭の演技賞が与えられるのは周知の事実。『オアシス』で身体障害者を演じたムン・ソリも幸運(ベネチア映画祭新人女優賞)を手にした」と評した。

パリ=朴海鉉(パク・ヘヒョン)特派員

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