大邱(テグ)~光州(クァンジュ)を繋ぐ88高ャ道路慶尚(キョンナム)北道・高霊(コリョン)区間を通ると、異色的な山の峰が目に入る。山の上に盛り上がっている巨大な古墳群。

 大伽那(デカヤ)の王たちが眠っている池山(ジサン)洞の古墳群(慶尚北道・高霊群・高霊邑/史跡第79号)の特徴のひとつは、海抜311メートルの主(ジュ)山の南の稜線に沿って造成されていることだ。

 大伽那の王たちは、首都を見渡す山の上から国を見守る守護神の役割を果そうとしたためか、伽那6国のうち大伽那だけが、このような険しい山中に古墳を多く残している。

 高霊群側は「国内の多くの古墳のうち、ここ山奥の古墳群が形成された理由はまだ明かされていない」と説明した。

 池山洞一帯には、200余の古墳が集まっている国内最大の古墳群を成している。

 特に韓国の殉葬(スンジャン/古代国家で王の死と共に、臣下や奴隷を一緒に埋葬した風習)文化や歴史的な価値のためにも注目を浴びている。

 陵の主と共に32人を生き埋めにした韓国初の殉葬墓の44号と隣の45号墳がその代表であり、王陵展示館にはこれらの古墳内部を再現し、殉葬の風習を一目でわかるようにしている。

 錦林(クムリム)王陵など、5つの大型古墳が集まっている山から見下ろす風景は大変素晴轤オい。稜線沿いに他の古墳が点々と広がり、遠くに伽那山脈が一目で見渡せる。

 王陵展示館から主山頂上までは1.84キロメートルほどで、1時間もあれば十分往復することができる。

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