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水害後の生活を追った『水曜企画-水害、その後』
韓国は毎年欠かさず水害の被害を受けている。今年も8月末に上陸した台風15号が全国に大きな傷痕を残した。
わずか1日で800ミリ以上の雨が降った東海岸一帯も凄まじい被害を受けた地域のひとつだ。1年を締めくくる年末を迎え、国民の脳裏からは消えかかっているものの、被災者たちはまだ水害の被害と戦っている。被災者たちは現在、真冬をコンテナーの中で過ごさねばならないという“恐怖”に直面している。
KBS1テレビの『水曜企画-水害、その後』は、政府の各種の支援と国民からの寄付金にもかかわらず、未だに夏の悪夢から脱せずにいる江原(カンウォン)道・三陟(サムチョク)、江陵(カンヌン)地域の被災者たちを訪ねた。そして毎年繰り返されている水害に対する根本的な解決策も新しい観点から模索する。
この被災者たちのために集められた寄付金は1296億ウォンに達した。しかしこれは江原道の被害額である2兆ウォンにも達していない金額だ。
政府は低利融資で被災者たちを助けるとしたが、農家の負債が平均1億ウォンという現実の中で、農民が大部分である被災者が銀行の力を借りることは難しい。
その上、政府の「先復旧・後支援」の原則も被災者には足かせとなっている。そのため、江陵地域では、10月までに水害の被害を被った1273世帯のうちの436世帯が、復旧する方法を見つけることができないまま、コンテナー生活を余儀なくされている。
江原道では現在、トアムダム、クァンドンダムを解体しようという声が説得力を持ち始めている。韓国のダムのうちの約3分の2は、単純な貯水機能を持つだけで洪水調節の機能はない。水害をなくすためには今からでも洪水を管理することのできる多目的ダムに代替しなければならないということだ。
制作陣は、米国、日本、ドイツなど、「治水先進国」の例も研究した。この先進国は、都市のいたる所に大きな水の貯蔵タンクを作り、洪水に備えている。常習浸水地域の住民を移住させる方策や災害対策本部の指揮システムの一本化なども取り上げている。