キュウリに切れ目を入れて、塩漬にした後、ヤンニョム(薬味)を詰めて、春から夏にかけて食べるキムチ。
こりこりとした歯応えとさっぱりした汁の味が調和して爽やかです。他のキムチに比べてすぐすっぱくなるので、食べる分だけ漬けた方がよいでしょう。

 一般的には塩辛を入れませんが、アミの塩辛を入れることがあります。食卓に出す時は半分に切ると食べやすく、見た目もいいです。



◆材料
キュウリ 10本、粗塩 1½カップ(270g)、
水 3ℓ、ニラ 100g、長ネギ 1本(20g)、
ニンニク 1個(40g)、ショウガ 1個(20g)、
唐辛子の粉 1カップ(90g)、砂糖 大さじ 1 (12g)、
アミの塩辛 120g、粗塩 小さじ 1


◆作り方
1.キュウリは塩を擦り込んで洗い、5~6cmの長さに切ります。
両端が切れないように1cmほど残して、十文字になるように切れ目を入れ、塩水に4~5時間漬けます。

2.唐辛子の粉に水とみじん切りにしたアミの塩辛とニンニクとショウガを入れ、ふやかしてヤンニョムを作ります。

3.ヤンニョムに0.5cmの長さに切ったニラ、みじん切りの長ネギ、粗塩、砂糖を加え混ぜ合わせます。

4.キ・Eリの両端を押して切れ目のすきまができるまで浸けて、布巾で包んで押しながら水気をふいた後、切れ目のすきまにヤンニョムがもれない程度に詰めます。
ヤンニョムをキュウリの切れ込み全体に詰めてから容器の中にすきまなく詰めます。

5.容器に残ったヤンニョムに塩水を加え、洗い落とし、容器の中に注いで漬けます。
夏には一日で美味しく醗酵するのですぐに冷蔵庫に保管します。

◆ポイント
1.キュウリを塩水に十分に漬けるとヤンニョムも詰めやすく、傷みにくくなります。
2.キュウリのキムチ「オイソバギ」はすぐすっぱくなるので、食べる分だけ漬けて必ず冷藏庫に保管します。

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