徴兵:「アレルギー食材は抜いて」 防弾少年団JIN入隊、過度な関心は控えるべき

JIN

 【SportsChosun】人気グループ防弾少年団(BTS)のメンバー、JINが入隊してから三日目になるが、相変わらず行き過ぎた関心が集まっている。

 JINは13日、京畿道漣郡の陸軍第5師団新兵教育隊に入所した。JINと所属事務所BIGHIT MUSICはARMY(防弾少年団のファン)たちに「事故が懸念されるので、現場に来ないでほしい」と繰り返し求めてきた。大部分のARMYはその言葉を受け入れた。JINは予告していた通り、車に乗ったまま新兵教育隊の敷地内に入っていった。JINのそばを防弾少年団のメンバーたちが守っていた。このように、JINは「静かな入隊」をしたかに見えたが、一部で行き過ぎた関心を示し、物議をかもしている。

徴兵:「アレルギー食材は抜いて」 防弾少年団JIN入隊、過度な関心は控えるべき

 一部のファンは、韓国軍による対国民コミュニケーションサービスであるザ・キャンプに押し寄せた。ファンたちは、JINはジャガイモ、ニンニク、魚アレルギーがあるから、そうした食品群がたびたびメニューに含まれるのか尋ねた。これを受け、運営者は「幼稚園生じゃありませんよね! 本人がメニュー調節することになります」と回答した。そのほかにも、ファンたちがJINの様子を尋ねたり、JINの入隊を惜しむコメントを書き込んで該当の掲示板を埋め尽くし、ほかの将兵の家族らが不快感を訴えている。ザ・キャンプはファンカフェではなく、家族を軍隊に送り出した人たちが、平穏であることを祈願し、互いに慰め合う場所だからだ。

 そのため、ザ・キャンプ側はJIN専用掲示板を別途開設した。運営者はファンたちに「オンライン慰問の手紙、直筆の手紙、プレゼントなどを送らないでほしい」と求めた。オンライン慰問の手紙が過度に殺到するとサーバーがダウンする可能性があり、直筆の手紙やプレゼントも、郵便物が多すぎると担当者の業務が増えたり、教育訓練に支障が出る恐れがあるからだ。

 しかし、こうした運営者の案内がまさに陸軍からのお知らせであるかのように誤解が生じ、物議をかもした。

 JINの様子を心配するファンたちの気持ちは分かるが、重要なのはJIN本人が無事に兵役を終え除隊し、アーティストとして帰ってくることだ。こうして繰り返しJINに関する話題が浮上し、軍隊生活全般に対する指摘まで続けば、最も困難な立場に置かれるのはJIN本人だ。もう行き過ぎた関心は控え、JINが元気に兵役を終えることができるよう応援してあげるべきだ。

ペク・チウン記者

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