「イカゲーム」でエミー賞受賞のファン監督「作品賞が欲しかった」

【ソウル聯合ニュース】米動画配信大手ネットフリックスの韓国ドラマ「イカゲーム」を手掛け、米テレビ界最高峰の栄誉とされるエミー賞の監督賞を受賞したファン・ドンヒョク監督は16日、ソウル市内のホテルで受賞記念会見を行い、「(俳優やスタッフなど)皆で舞台に上がれる作品賞を一番受賞したかった」と述べた。

 同賞で主演男優賞を受賞した俳優イ・ジョンジェはトロント国際映画祭が開催中のカナダからオンラインで参加し、「今後第2、第3の『イカゲーム』が登場し、より多くの韓国フィルムメーカーや俳優たちが世界の人々と出会える場が増えることを願う」と強調した。

「イカゲーム」でエミー賞受賞のファン監督「作品賞が欲しかった」

 「イカゲーム」はエミー賞で、非英語圏のドラマとして初めて最高賞の作品賞をはじめとする13部門にノミネートされ、監督賞など6部門で受賞した。

 ファン監督は、韓国のコンテンツが注目される理由について「(われわれが)ダイナミックな社会で生きているため、その中で生まれる作品も多くが移り変わりの激しい現代社会の姿や問題点をそのまま反映している」ためだとし、クリエーター、プロデューサー、俳優など韓国文化に従事する多くの人が努力すればブームは続くと楽観的に考えていると語った。

 また、制作が決まっている「イカゲーム」シーズン2については現在脚本を執筆中で、来年に撮影を始めて2024年には公開できそうだと説明した。

「イカゲーム」でエミー賞受賞のファン監督「作品賞が欲しかった」

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース