BTSがグラミー賞でパフォーマンス 華やかな演出で魅了

【ソウル聯合ニュース】第64回グラミー賞授賞式が4日(日本時間)に米ラスベガスで開催され、韓国人気グループのBTS(防弾少年団)がヒット曲「Butter」のステージで世界の音楽ファンを魅了した。BTSは昨年に続き、同賞の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」にノミネートされている。

 BTSは授賞式で4番目のパフォーマーとして登場。諜報(ちょうほう)員を思わせる黒のスーツに身を包み、場を沸かせた。

グラミー賞授賞式で「Butter」を熱唱するBTS=(AP=聯合ニュース)
▲ グラミー賞授賞式で「Butter」を熱唱するBTS=(AP=聯合ニュース)

 JUNG KOOK(ジョングク)はワイヤーを使って空中からステージに舞い降り、V(ブイ)は米女性歌手オリビア・ロドリゴの隣に座って何かをささやき、名刺のようなものを取り出すしぐさで注目を集めた。

 この日のステージは黒がメインテーマ。昨年、最高賞を受賞した「アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)」で見せた黄色をテーマとしたステージとは対照をなした。

 メンバーは名刺を投げたり、ジャケットを脱いでギターのようにして演奏してみせたりと、華やかな演出で盛り上げた。「Butter」の楽曲も、原曲と違い間奏でギターリフを強調したリミックスを使った。JIN(ジン)は先月のけがの影響で、ダンスをせず座って歌った。BTSのステージが終わると、客席からは歓声が上がった。

 BTSがグラミー賞授賞式でパフォーマンスを披露したのは3年連続。昨年は新型コロナウイルスの流行を受け、韓国の高層ビルの屋上で撮影したパフォーマンス映像を流した。

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