イム・サンス監督「幸福の国へ」 釜山国際映画祭の開幕作に

【ソウル聯合ニュース】韓国のイム・サンス監督の映画「幸福の国へ」(原題)が、来月開催される第26回釜山国際映画祭の開幕作に選ばれた。同映画祭が2日、発表した。

 イム監督の6年ぶりの新作となる同作は昨年のカンヌ国際映画祭に公式選出されたが、同映画祭が従来形式での開催を断念したため、釜山で初上映されることになった。

イム・サンス監督「幸福の国へ」 釜山国際映画祭の開幕作に

 「幸福の国へ」は、2人の男性が偶然手に入れた大金で人生最後の幸せを探すため特別な旅に出たことで繰り広げられる出来事を描いたロードムービーだ。主演は俳優のチェ・ミンシク、パク・ヘイル。

 米映画「ミナリ」で米アカデミー賞助演女優賞を受賞した女優、ユン・ヨジョンも出演する。

 映画祭側は「イム監督の優れた演出力とチェ・ミンシク、パク・ヘイルの両俳優の名演が織りなすハーモニーが、この映画を幸福に関するこの上なく温かくて美しい質問にした」と説明した。

 釜山国際映画祭は10月6~15日に開催される予定だ。

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