韓国「2021年欧州イノベーション・スコアボード」 9年連続1位…TOP10は?

 世界各国・地域の革新成果を評価する欧州イノベーション・スコアボード(EIS:European Innovation. Scoreboard)で韓国が欧州連合(EU)の平均はもちろん、主要競争国を抑え、9年連続で総合革新指数1位を占めた。特許・商標・デザイン出願などの分野でEU平均に比べて強みを見せた。

 企画財政部(省に相当)が23日発表したところによると、EU執行委員会は21日(現地時間)、このような内容の2021年欧州イノベーション・スコアボードを発表したという。欧州イノベーション・スコアボードとは、EU加盟27カ国のほか隣接する英国・スイス・イスラエル・ノルウェー・アイスランドなど10カ国、グローバル競争国の韓国・米国・カナダ・オーストラリア・日本・中国など10カ国の革新成果を比較する指標だ。

韓国「2021年欧州イノベーション・スコアボード」 9年連続1位…TOP10は?

 韓国は2020年基準で総合革新指数がEU加盟国平均を100とした場合121点で、9年にわたりグローバル競争国のうち最高点を得ている。カナダは113点で2位にランクインし、以下、オーストラリア(111点)、米国(106点)、日本(102点)、中国(75点)の順だった。

 韓国は革新指数で11の指標がEU平均よりも優れているという集計結果が出た。

 特許出願(308.6点)、商標権出願(271.8点)、デザイン権出願(467.6点)に強みを見せた。ただし、中小企業の解放型革新(51.3点)、製品・工程革新(76.6点)、製造業部門の粒子状物質放出(49.1点)はやや不振だった。評価指標の数が異なり、非公式参考用として発表される全体48カ国基準ではスイス(144点)、スウェーデン(139点)、フィンランド(135点)の順で後に続き、韓国は9位だった。

 企画財政部の関係者は「韓国版ニューディール、カーボンニュートラル( 炭素中立)推進、ベンチャー企業の革新などを通じて脆弱分野の改善を推進したい」と語った。

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