アカデミー賞スタイリストがユン・ヨジョンを激賞 「率直でためらわず…カリスマとオーラ輝く」

 アカデミー賞授賞式で女優ユン・ヨジョンのスタイリストを務めたファッション専門家のアルビン・ゴー(Alvin Goh)が、ユン・ヨジョンと作業した感想を述べた。

 シンガポール出身のアルビン・ゴーは21日、香港紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」のインタビューで、ユン・ヨジョンについて「きわめて率直かつ直接的で、そんな彼女と共に行った作業のレベルについて本当にありがたく思っている」と語った。

◆73歳ユン・ヨジョン、年齢を感じさせない「洗練されたファッションセンス」

写真提供=HOOKエンターテインメント
▲ 写真提供=HOOKエンターテインメント

 ケンダル・ジェンナー、ユマ・サーマン、エマ・ワトソンなどさまざまなハリウッドスターと作業してきたが、73歳のユン・ヨジョンのように高齢女優との作業は初めてだった、と打ち明けたアルビン・ゴーは、新型コロナウイルス感染症のため、ユン・ヨジョンとの作業は全て映像通話で行われたと説明した。

 アルビン・ゴーは、ユン・ヨジョンの好みを把握した後、およそ250種類のドレスを選んで提案した。ユン・ヨジョンはその中から、エジプト出身のデザイナー、マーマー・ハリム(Marmar Halim)のロングドレスを選んだ。

 アルビン・ゴーは「マーマー・ハリムのドレスはさまざまな面で完ぺきだった」とし、「非常に軽く、レッドカーペットに完ぺきな長さで、Tシャツ状の形態は彼女を温かく包み込んで皺にならず、動きやすくした」と語った。

 アルビン・ゴーによると、ユン・ヨジョンはアカデミー賞授賞式の前、「私は私自身になりたい。レッドカーペットで目立つ必要はない」と語っていたという。

 さらにアルビン・ゴーは「彼女のカリスマとオーラが彼女を真に輝かせた」とし、「私はいつも、本当に影響力のある人と作業することを夢見てきた。私が語る影響力とは名声ではなく、知的で恐れることなく自分の人生を歩んできた人のことを言う」と述べた。

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