ク・ヘソン、展示会の収益金2億4000万ウォン寄付…「他人の評価を恐れないで」

 【NEWSIS】女優ク・ヘソンが展示会の収益金を寄付していたことが分かった。

 ク・ヘソンは12日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「韓国美術協会広報大使として任務を全うするため、コメントいたします。皆さんに敷居の低い芸術をご紹介しようと、これまで無料観覧展示を行い、また指向してきました。これまでに描いた細密画の販売収益総額2億4000万ウォン(約2300万円)は、小児がん病棟、白血病患友会、新型コロナウイルス感染症希望ブリッジなどに寄付しました」と打ち明けた。

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写真=ク・ヘソンのインスタグラムをキャプチャーしたもの
▲ 写真=ク・ヘソンのインスタグラムをキャプチャーしたもの

 さらに「わたしの芸術の堂々さは、心を分かち合うことにあるということをまずお伝えしたいです。この世の万物とともに、すべての人たちの人生を芸術で表現することができ、心を決めたすべての人が芸術家になることができる時代に生きているわたしたちを応援します」とコメントした。

 これに先立ち、「弘大のイ作家」として活動している作家イ・ギュウォンは6日放送のポッドキャスト『チョン・ヨンジン、チェ・ウクのマーブルショー』に出演し、「ソルビ、ク・ヘソンのうち認められないのはどっちか」という質問に「ク・ヘソンは語る価値もない」と酷評した。

 イ・ギュウォンは「ク・ヘソンは美術作家もして、映画監督もして、文章を書く作家もしているが、美術一つだけを見たとき、何一つまともなものがない」とした上で「女優をなさればいい。美術はただ楽しめばいい。本人に芸術的才能はあるのだろうが、ただ趣味の美術レベルだ。デパートに展示するレベルでもない。弘大エリアで趣味で楽しむ美術学院生たち」と批判した。

 これを受け、ク・ヘソンは10日、SNSを通じて「芸術は判断基準を持って評価するのではなく、感じるものだから、客観的になれない。以前、すべての人間の人生が芸術であり、誰でも芸術家になれると言ったことがある。芸術は大したものではなく、今わたしたちがこの『時間』と『空間』に存在しているということを表現する方法に過ぎない」と自分の芸術観を伝えた。

 ク・ヘソンは「だから老人がしわをなでるのも芸術で、行為を行えば芸術になり、子どもたちがクレパスで描いた純真な落書きも額に入れて展示することによって、芸術になる。夢見ている皆さん、誰でも芸術家になれるから、他人の評価を恐れないでほしい」と主張した。

ナム・ジョンヒョン記者

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