仁川空港近くの竜遊島・舞衣島に国際観光地造成へ

　仁川経済自由区域庁が仁川国際空港近くの竜遊島・舞衣島エリアを国際経済力を備えた観光・レジャーのハブとして造成する事業を本格的に推進する。

　仁川経済自由区域庁は3月26日、竜遊オーシャンビュー、舞衣LK、舞衣ソレア複合リゾート事業などに対する環境影響評価協議を今年中に完了し、来年上半期までに実施計画の樹立を終える計画だと発表した。

　竜遊オーシャンビューは、株式会社オーシャンビューが中区乙旺洞サン70ー1一帯にホテルやコンドミニアムなどを建設する事業だ。仁川経済自由区域庁はこれまで小規模な環境影響評価において自然環境保存の次元で示された通り開発面積を減らし、来月漢江流域環境庁と再協議を行う予定だ。舞衣LKは、中区舞衣洞サン349ー1一帯にコンベンションやコンドミニアムなどを建設する事業だ。

　ソレアコリア株式会社が実尾島海水浴場にレジャー・休養複合リゾートを建設する舞衣ソレア複合リゾート事業は、今年上半期に実施計画樹立のための手続きに着手し、今年8月に実施計画の承認を申請する予定だ。

　仁川経済自由区域庁は竜遊・舞衣エリアと仁川空港、カジノ複合リゾートなど、周辺の各施設と連携して開発するマスタープランを組んでいる。これとともに、道路や下水処理施設、駐車場などの基盤施設も増やす事業を引き続き推進している。