【2019 KBS演技大賞】コン・ヒョジン、デビュー20年目で初の大賞

【2019 KBS演技大賞】コン・ヒョジン、デビュー20年目で初の大賞

 【edaily】女優コン・ヒョジンがデビュー20年目にして初めて大賞を受賞した。2019年最高の話題作『椿の花咲く頃』の大ヒットが実を結んだものだ。

 コン・ヒョジンは先月31日、ソウル・汝矣島KBS公開ホールで行われた「2019 KBS演技大賞」で大賞を受賞した際、「私はノミネートされた方々の中から名前を呼ばれ、選ばれるのがただ居心地が悪くて、恐縮するばかりです。実はこの場を楽しめない人だと思っていました」と授賞式の素直な感想を告白した。

 そして、共演者ソン・ダムビと目が合った後、涙をこぼして、「私の仲間たちが賞を受け取るたび、私がいただいたかのようにウルっとしました。淡々としているだろうと思っていたのに、こういう場がそういう気持ちにさせるようです。ご一緒した出演者の皆さんが目の前にいるから、いっそうそういう気持ちになるのでしょう」と、『椿の花咲く頃』の仲間たちへの愛情を表現した。

 コン・ヒョジンは「『椿の花咲く頃』は出演者たち全員が癒やされ、応援していただいた作品でした。一日一日終わっていくのが惜しいと思った特別な現場でしたし、このような作品に会うことは二度とないと早くから思っていたので、今そういう気持ちになったようです」と作品に対する思いを語った。

 デビュー20周年を迎えたというコン・ヒョジンは「私も20年後にこのように大きな賞をいただける女優になれるよう、ケガをしないで頑張ります。また『椿の花咲く頃』のようなドラマが作られることに期待して、私も一生懸命やります」とあいさつを締めくくった。

 1999年の映画『少女たちの遺言』でデビューしたコン・ヒョジンはドラマ『勝手にしやがれ』『サンドゥ、学校へ行こう!』『パスタ~恋が出来るまで~』『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』『大丈夫、愛だ』などに出演、「コンブリー」(コン・ヒョジン+ラブリー)の愛称で人気を呼んだ。2016年のドラマ『嫉妬の化身』以降は映画に集中していたが、『椿の花咲く頃』で2年ぶりにテレビドラマに復帰し、視聴者から熱い支持と声援を集めた。

キム・ガヨン記者

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