グルメがテーマの韓国旅行、どこがいい?

 農林畜産食品部(省に相当)と韓食振興院が11月8日にソウル市中区の韓食文化館で開催した「2019優秀飲食観光公募展授賞式および競進大会」で「頭陀山マルランで探す山菜ー歴史紀行」がアイデア商品部門最優秀賞を、「伝統料理韓食料理旅行」が運営プログラム部門最優秀賞を受賞した、と11日発表。

 「頭陀山マルランで探す山菜ー歴史紀行」は、江原道東海、三陟一帯で山菜や豆などを使った山菜料理とともに三和寺供養料理体験、古川里村での豆腐製造など体験プログラムが結びついたグルメ観光商品だ。

 コンテンツを開発したキム・ソンジュンさんは「あまり知られていない観光地でも、その地域の飲食文化資源がある」とした上で「豆や山菜などを使った料理のほか観光地としての潜在力も大いにあると判断し、三陟の頭陀山の裾野を選んだ」と語った。

農林畜産食品部
▲ 農林畜産食品部

 「伝統料理韓食料理旅行」は韓国料理に使う食材を伝統市場で購入し、作って食べる体験観光に料理とショッピングを基盤にした韓国語教育を結び付けた韓国料理体験プログラムだ。オミ料理研究所のキム・ミンソン代表は「さまざまな国・地域を旅行中、クッキングクラスを体験し、料理を学ぶことによってその国や地域を深く感じられると思い、企画したプログラム」と説明した。

 公募展ではこの二つの作品を含め16の受賞作が選定された。アイデア商品部門では「川に沿って、山に沿って、味!旅行」(全羅北道)、「野花咲く韓食コース」「映画食堂JOODEE」(釜山)などが、運営プログラムコースでは「洪城食材ソリONE」(忠清南道)、「海女の台所」(済州道)などが受賞した。

 受賞作は韓食ヌリジプや振興院のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じて公開される予定だ。

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