「10年前からアルツハイマー」 ユン・ジョンヒの夫が告白

「10年前からアルツハイマー」 ユン・ジョンヒの夫が告白

 【STARNEWS】映画『ポエトリー アグネスの詩』をはじめ多くの作品で活躍してきたベテラン女優ユン・ジョンヒ(75)が10年前からアルツハイマー型認知症を患っていることを、夫でピアニストのペク・コヌ(73)が打ち明けた。

 ペク・コヌは10日、娘でバイオリニストのペク・チニと一緒に中央日報のインタビューに臨み、妻ユン・ジョンヒについて「アルツハイマー型認知症の症状が10年くらい前に始まった」と告白。さらに「二人で演奏旅行に出掛けながら過ごしていたが、妻は現在、娘がいるフランス・パリで暮らしている」と語った。

 ペク・コヌをはじめ家族らがユン・ジョンヒの健康状態について外部に知らせた理由は、これまで映画女優として生きてきたユン・ジョンヒのためだった。ペク・チニは「母は最近も『きょうの撮影は何時』と尋ねるほど、女優として長年生きてきた人だ。それほど長い間愛されてきた人」とした上で「この病気を伝えることで、母がその愛をあらためて確認できたらうれしい。今の母にはそれが本当に必要だ」と語った。

 ユン・ジョンヒはムン・ヒ、ナム・ジョンイムとともに「女優トロイカ」として、韓国映画全盛期と言われる1960年代に一世を風靡した女優だ。1965年にオーディションで抜擢され、1967年に映画『青春劇場』の主人公としてデビューした。

 デビュー後はおよそ330本の作品に出演し、主演女優賞を29回受賞したほか、国際映画の審査委員を務めたり、海外の映画祭で功労賞を受賞するなど、名声を博した。1976年には「鍵盤の上の求道者」として知られるピアニスト、ペク・コヌとパリで結婚した。

 ユン・ジョンヒは2010年公開の映画『ポエトリー アグネスの詩』(イ・チャンドン監督)に出演し、15年ぶりにスクリーンに復帰。劇中、ユン・ジョンヒはアルツハイマー型認知症を患い、中学生の孫と一緒に暮らしながら詩を書いている女性ミジャ役を演じた。ユン・ジョンヒはこの映画で同年カンヌ国際映画祭に招待され、今年の女性映画人賞を受賞した。

コン・ミナ記者   

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