詐欺で起訴されたMicrodot両親に懲役刑 「罪質不良」

詐欺で起訴されたMicrodot両親に懲役刑 「罪質不良」

【STARNEWS】韓国の裁判所が、ビッToo(私も借金を踏み倒された)の出発点となったラッパー、Microdot(本名:シン・ジェホ、25)の両親の詐欺事件の1審で懲役刑を言い渡した。ただし、Microdotの母親に対しては法廷拘束しなかった。

 清州地裁堤川支部の刑事単独(河成佑〈ハ・ソンウ〉判事)は8日、詐欺の罪で起訴されたMicrodotの61歳の父親に対し懲役3年、60歳の母親に対し懲役1年をそれぞれ言い渡した。ただし同裁判部は母親に対して、上級審で刑が確定するまで被害回復のためという条件を付けて法廷拘束を行わなかった。

 裁判部は「夫妻は金を借りた後、返す意思がなかったとみられる。財産上の債務が1億ウォンを超える状態で被害者から巨額の金を借りた罪質は不良」と指摘し、「被害者らは長期間苦痛を受け、一部の被害者は息を引き取った。過去20年にわたり被害の弁済のため何の努力もしなかった点や、被害者が厳罰を嘆願している点、一部で合意書が提出された点などを考慮して刑を定めた」と判示した。

 先に検察は、今年8月10日に開かれた結審公判で、拘束起訴された父親に懲役5年、在宅起訴された母親に懲役3年の実刑を求めていた。

ユン・サングン記者

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