オーストラリアのテレビ局、BTSへの暴言を謝罪

オーストラリアのテレビ局、BTSへの暴言を謝罪

 防弾少年団をおとしめ、人種差別的な内容を放送したオーストラリアのテレビ局が謝罪した。

 オーストラリアの「チャンネル9」のニュースショー『20 to One』は、20日(現地時間)に謝罪文を発表した。番組側は「問題になった『20 to One』のエピソードは放送コードには違反していない。防弾少年団の人気を強調するためユーモラスに表現したもの。不快に感じた視聴者には謝罪する」とコメントした。

 続いて、ツイッターの公式アカウントにも「無礼で不快と感じたのなら心から謝罪する」と、韓国語と英語で謝罪文を掲載した。

 前日放送された『20 to One』で、番組の女性司会者は「最高の人気を集める防弾少年団」と紹介した。ここで英国のコメディアン、ジミー・カー(46)は「僕は聞いたことがない」、「(北朝鮮の)金正恩(キム・ジョンウン)がボーイズアイドルたちを好きなら、今の韓国の戦争問題はなかったかもしれない」、「韓国で何か爆発したというニュースを聞いて、爆弾だろうと思ったら防弾少年団だった」など、問題発言を連発した。

 さらに、防弾少年団が「韓国人として初めて米国で1位になったグループ」だと言う一方で、「英語ができるメンバーは1人」、「BTSはダンスはうまい。歌はパス」、「BTSが国連で演説をしたが、その内容はたぶんヘアスプレーに関するもの」などとからかった。

パ・ヒョンテク記者
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