元KARAク・ハラ入院…元交際相手の裁判で対質尋問が不透明に

元KARAク・ハラ入院…元交際相手の裁判で対質尋問が不透明に

 元交際相手との間で暴力事件などをめぐり裁判ざたになっている、人気女性アイドグループKARAの元メンバー、ク・ハラが26日、自宅で意識を失った状態で発見され、病院に搬送された。このため、元交際相手で有名美容師チェ・ジョンボムの裁判に視線がそそがれている。

 ク・ハラは幸いなことに命に別状はないが、意識はまだ戻っていないとのことで、今後の体の状態に注視する必要があると見られる。

 ク・ハラは昨年9月に交際していたチェ・ジョンボムとの間でどちらが暴力を振るったかなどをめぐり法廷で争うなど、心労が重なっていた。2人の別れ話の最中に口論や暴力事件が起こり、いわゆる「リベンジポルノ」問題で攻防を繰り広げたが、警察の捜査を経て検察に送致され、検察は今年1月末にチェ・ジョンボムに対して性的暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)と脅迫、傷害、強要、器物損壊などを適用、在宅起訴した。一方、ク・ハラは起訴猶予処分となった。

 その後、ソウル中央地方裁判所刑事第20単独は4月18日にチェ・ジョンボムの傷害事件で初公判を開いた際、今後の公判について言及し、「この事件の状況をよく知る証人2人に対して尋問はもちろん、被害者の尋問も実施するだろう」と述べている。チェ・ジョンボムの傷害事件の次回公判は30日に予定されているが、現在のところク・ハラの出廷も不透明になっている状況だ。

ユン・サングン記者
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