V.I売春あっせん疑惑のYG、株価下落で1100億ウォン蒸発

V.I売春あっせん疑惑のYG、株価下落で1100億ウォン蒸発

 YGエンターテインメント(以下YG)の株が12日、「空売り過熱」銘柄に指定された。これにより、YG株の空売り取引も禁止される。

 これは、クラブ「BURNING SUN」関連の性接待疑惑が持たれているV.Iが被疑者となったことを受けてYGの株価が大幅に落ち込んだことから、さらなる下落を予想した空売り勢力が押し掛けることを念頭に置いた措置。

 空売りとは、株式や債券を持っていない状態で売り注文を出すことを指す。特定銘柄の株価が下落すると予想される場合、当該銘柄を保有していない状態で株式を借りて売り注文を出し、相場との差益を売る投資のやり方だ。

 YGは11日、前の取引日より14.10%低い3万7150ウォン(現在のレートで約3667円、以下同じ)で取引を終えた。YGの株価が終値基準で4万ウォン(約3948円)を下回ったのは、昨年11月23日に3万9150ウォン(約3864円)を付けて以来のことだ。

 時価総額は7860億ウォン(約776億円)から6756億ウォン(約667億円)に下落し、1100億ウォン(約109億円)近くが蒸発した。コスダックの時価総額順位もトップ50圏外に下がった。

 なおYG株は、12日の取引開始と共に前日比1.88%上昇でスタートした。

コン・ミナ記者
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