俳優チェ・ミンスがあおり運転で在宅起訴、過去には暴力事件も

俳優チェ・ミンスがあおり運転で在宅起訴、過去には暴力事件も

 ソウル南部地検は31日、俳優のチェ・ミンスさん(57)が昨年9月にソウル市内であおり運転をしたとして、特殊脅迫、特殊財物損壊、侮辱などの罪で在宅起訴したと発表した。

 検察によると、チェさんは昨年9月17日午後1時ごろ、ソウル・汝矣島のLGタワー前の5車線道路で、前の車が2車線にまたがって走行していたことに腹を立て、相手の車を追い越して急ブレーキをかけ、接触事故を起こした。被害を受けた運転手は「チェさんが故意に車を急停止したために事故が起き、修理代が数百万ウォン(数十万円)かかった」としてチェさんを告訴した。

 チェさんは事故後に相手と言い争った際、相手を侮辱する暴言を吐いた疑いも持たれている。検察の関係者は「被害者のほかにも、チェさんが暴言を吐いていたとの目撃者証言がある」と説明した。事件を捜査したソウル永登浦警察署は昨年10月、起訴相当の意見を付し書類送検した。チェさんの所属事務所は31日、裁判で争う姿勢を示した。

 チェさんは2008年、ソウル市内の梨泰院で70代の高齢者に暴行を働いた容疑で警察に立件されたが、嫌疑なしで不起訴処分となった。2015年にはKBSテレビの番組収録中にプロデューサーを暴行し、番組を降板した。

ソ・ユグン記者
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